SHINYEI History #33 東日本大震災
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災は、地震の規模はマグニチュード9.0で、日本国内観測史上最大規模の地震となりました。
東北・関東地方で大きな揺れを観測したことに加え、岩手・宮城・福島県を中心とした太平洋沿岸部を巨大な津波が襲い、甚大な被害をもたらしました。
また、首都圏では交通機関が不通となり、大量の帰宅困難者が発生する事態となりました。
神栄グループにおいては、従業員とその家族は全員無事で、各事業所等の被害もありませんでしたが、取引先では人的・物的な被害が発生し、義援金や救援物資(衣料など)の寄附、取引先へのお見舞いなど様々な支援を行いました。
今回の災害発生を受けて、BCP(事業継続計画)や従業員の安否確認、各事業所における物資の備蓄など平時から備えておくべき災害等への対策について、幅広く各種規則・マニュアルの整備を行いました。
さて、これまで振り返ってきた神栄の長い歴史も、創立120周年を超えて2010年代に入りました。
今後も神栄の歴史は続いていきますが、現時点においては、残すところ十数年です。
次回からは、最近十数年の出来事について、各分野で進めている事業拡大・事業基盤強化の取組みと関連付けて、紹介していきます。
神栄の社史 |
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