【香港支店駐在員発】現地レポート~前編~

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今回は香港駐在員からのレポートの前編として、現地での生活をご紹介します!

香港について

日本から飛行機で片道3~4時間で到着する香港は、中華人民共和国の南部にある特別行政区で、東京、ニューヨーク、ロンドンなどと並ぶ世界都市の1つです。人口、面積はともに東京都の半分程。超高層ビルが剣山のように連なる一方で、海や山が近く、人と自然の活気溢れる香港ならではの光景が広がっています。写真は「100万ドルの夜景」で有名なヴィクトリアピークというところで、香港の海、山、ビルを一望できる観光スポットです。香港に来たらここは外せません。

ヴィクトリアピーク,夜景

ヴィクトリアピークからの夜景

香港の街並み

 

気候は1年を通して温暖です。どのくらい温暖かというと、暖房の設備自体があまりありません。寒いのでなるべくやめてほしいですが、冬でも冷房がついているお店もあります。加えて4月頃から日本の夏のように熱くなりはじめ、セミが鳴き始めた時は、カルチャーショックを受けました。

ちなみに、観光のベストシーズンは乾季の10月~3月です。日本よりも暖かく、カラッと晴れていることが多いので最高です。

香港での駐在生活について

香港中心部はどこに行っても空を見れば高いビルがそびえ立ち、地上は人と車でいっぱいです。そのため休日は中心部から離れ、自然の多い場所に行きリフレッシュすることが多いです。

オススメは赤柱(スタンレー)という海沿いの町です。例えるなら香港版江の島といった感じでしょうか。中心部からバスで揺られること30~40分で、透き通った海と空を眺めながら、テラス席でヨーロッパ風の食事を楽しめます。

■赤柱の魅力
1. 海辺の美しい景色とゆったりとした雰囲気
2. 赤柱市場 (スタンレーマーケット)
3. 赤柱天后廟
4. 美利楼 (マレーハウス)
5. 海鮮料理
6. その他のアクティビティ
(海水浴やマリンスポーツ、トレッキングなど)

日本人駐在員の間で人気なアクティビティがトレッキングです。根っからのインドア派な私には簡単なコースでも頂上へ着くころにはヘトヘトですが、下山後のビールとご飯がより一層美味しく感じられます。

下の写真はライオンロックという山からの風景と、下山後のローカル中華レストランで乾杯した時のご飯です。

■鶏肉の紹興酒漬け

■小籠包

■麻婆豆腐

■ピータン豆腐

 

流行りの北上消費について

香港に来てしばらくすると、「北上消費」というワードをよく耳にするようになりました。「北上消費」とは、香港在住の人が香港北部にある国境を越えて、中国本土の深圳や広州エリアでショッピングやご飯を楽しむことです。北上して消費するから、そのまま「北上消費」と呼ばれています。わざわざ?と思うかもしれませんが、中国本土の物価は香港よりも安く、同じサービスでも大体半分の価格で楽しめるため、香港人の間で流行っているそうです。百聞は一見に如かず、ということで、私も実際に体験してきました。

今回訪れたのは深圳です。香港の中心部から電車で30分程度で、香港内の終着駅である羅湖駅に到着すると、そのまま出入国手続きです。無事手続きも終わり入国が完了。時計を見ると、香港を出発してからまだ1時間程度です。島国育ちからすると、国境を越えたとは思えないスピード感です。ですが、香港とはまた雰囲気がガラッと変わり、北京語が飛び交っています。その後、ご飯とスイーツを食べて、足つぼマッサージを受けて、大満足で帰国しました。気になるお会計は、確かに全てが香港の半分ほどの額でした。一緒に行った香港在住の友人も、「香港だとこんな贅沢はできない…。」と嘆いていました。このトレンドは香港内の景気にも影響していますが、まだまだこの傾向は続きそうです。

■深圳でのご飯 鶏肉ときのこの鍋

 

 

後編へつづく

 

 

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