【海外出張レポート】工業製品部~インド~編/中編

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【海外出張レポート】工業製品部~インド~編/中編

今回は、神栄工業製品部の海外出張レポート~インド~編/中編です。
前編に引き続き、世界各国とビジネスをしている当社の魅力をお伝えしたいと思います!

ベンガルール(Bengaluru)

ここからは滞在先の一つ、ベンガルールについてお話ししましょう。
工場のあるベンガルールには3日間滞在をしました。
ベンガルールの取引先工場への移動は配車アプリを利用します。インドで乗車した車のほとんどはスズキの軽自動車です。
スズキとインド政府との合弁会社「マルチ・スズキ」はインドの乗用車市場で長年トップシェアを誇っています。驚いたのは、フロントガラスが飛石でひび割れた車や、窓の開閉が手動の車もあります。この辺りの道路は土埃が多いので、手動なら故障しにくく修理し易いのかもしれません。

 

ベンガルールはインドの中でも比較的治安の良い都市だと言われています。取引先までの移動中、物騒な絵が描かれた壁の前を通ります。「引ったくり、暴力、カード詐欺、賄賂、空き巣に会ったら112番に通報」と想像しました。注意喚起は大切ですね!

取引先の工場は、市内中心地から離れた荒野に建っています。
工場の前には売店が並んでいます。工場内には食堂がありますが、お昼休みにここに食料を買いに来ることもできます。

 

移動手段

ベンガルールとムンバイ間は飛行機で移動します。2023年1月に開業したベンガルールのケンペゴウダ国際空港、第2ターミナル(Kempegowda International Airport Bengaluru – Terminal 2)の出発ロビーは圧巻です。
緑豊かな庭園をイメージして建設され、至る所に自然素材が使用されています。
手荷物検査の後ろでは植物の間を噴水が流れていて、待ち時間の間も癒されました。

 

ベンガルールの電源事情

今回の出張で大きなトラブルには遭遇しませんでした。
ただ、滞在期間中に困ったことは宿泊先の電源事情です。
インド国内では4種類の電源コンセント(B3、BF、B、C)が使用されています。
今回利用したホテルではCタイプの変換プラグが使用可能で、Bタイプはピン幅が合いませんでした。
しかし、Cタイプの変換プラグもコンセントとの噛み合わせがゆるく、コードの重みでプラグが下に引っ張られて上部に数ミリの隙間が生じ、充電がいつの間にか途中で止まっていることがありました。
特にマルチプラグは重力に弱い形状をしているため充電が止まり易く、要注意です。
またコンセントの隣に電源スイッチがついているタイプもあり、照明スイッチと見分けがつきにくいので確認が必要です。

↑コードの重みでプラグが下に引っ張られた状態

電源スイッチ(左)・照明スイッチ(右)

 

ベンガルールの食事

ベンガルールでは南インド料理がメインです。ホテル朝食はイドゥリ(Idly)、メドゥワダ(Medu Vada)、サンバル(Sambar)、ポンガル(Pongal)、バジ(Bhaji)、ココナッツ・チャツネ(Coconut Chutney )、トマト・チャツネ(Tomato Chutney)、ドーサ(Dosa)などが並びます。炭水化物以外はどれも見た目より辛いです。(個人の感想です)

Idly・Chutney

イドゥリは塩味で食べるライスケーキの一種です。チャツネはペースト状の調味料です。

Medu Vada

朝食スナックです。通常はドーナツ型で、外はサクサク、中はやわらかいです。

Sambar

トゥール豆を煮崩したベースで野菜をとろっと煮込んだ、菜食カレーです。

Pongal

甘いミルクがゆのポンガルと、軽食として日常的によく食べる甘くないポンガルがあります。

 

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後編へつづく