【海外出張レポート】水産原料買い付け~北欧~編 その3
今回は、神栄食品部の海外出張レポートの第3回です。
神栄の冷凍水産品がどのような形でお客様の元へ届いているのか、その背景を紹介できたらと思います!
北欧以外に出張の機会はあるの?
今回はノルウェー・イギリスでしたが、北欧以外の国に行くことはあるのでしょうか?
また、欧州で行われる水産展示会へ行くことがあります。
出展企業はもちろん世界各国のバイヤーが集まるので、その場で新商品の開発、情報交換など足を運ぶからこそ得られるものが沢山あります。
複数の魚種を買い付けることは?
Q.今回の出張は大西洋さばの買い付けでしたが、同時に複数の魚種を買い付けに行くことはありますか?
A.基本的には、大西洋さばを見に行く時に他魚種の買い付けや検品はないです。魚種ごとに漁獲シーズンが多少異なるので、今後の情報交換という意味で事前に他魚種について現地担当者と話すことはあります。(白身魚や赤魚など)
大西洋さばは年度毎にサイズや品質が異なります。
そのため、品質の確認、サイズアソート、必要数量の確保はもちろんのこと、今後の傾向を把握するという目的もあり現地に行くようにしています。
その他、日本産のぶりや秋鮭は東京支店にて検品を行います。
日本産の秋鮭
海外出張で得られる経験について
Q.そうなんですね!
では、最後の質問になりますが、海外出張に行くことで業務への向き合い方に変化はありましたか?
A.はい。現地で直接見て、触れて、自身で交渉をした水産原料を用いた商品を販売するので、原料調達のストーリーが詳細に分かります。その経験を元にお客様へ具体的な原料説明ができるので、商品への理解を深め、納得していただくケースが多いと感じています。
もちろん、現地に行っていなくても営業担当としての業務は務まりますが、海外を肌で感じることが人生経験にもなりますし、私自身の糧になっています。
おわりに
神栄の冷凍水産品の強みとは
神栄では水産品の原料買い付けから行っていることで、仕入れ先とのコミュニケーションが直接でき、数量や予定が組みやすいため、希望に即した態勢がとれています。その背景には、これまで長い年月を掛けパッカーとの信頼関係を築いてきたからこそ、直接買い付けができています。コスト面は勿論のこと、品質、サイズアソートなども自社で判断することができるメリットは大きく、市場で競争力のある商品展開が可能となっています。
貴重なお話ありがとうございました!
長い歴史の中で、世界各国の仕入先と強固な信頼関係を結んで来られたのですね!またその中でも食品部は事業規模が大きいので、貿易から国内売買まで豊富な知識を習得できることも魅力ですね!
今回お話をお聴きして「凡事徹底」、取扱う商材や業界に興味を持つこと、社内外に人脈を広げ、その人脈を通じ知識をさらに蓄えていく積極的な姿勢が大切であることを教わりました。
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