【海外出張レポート】水産原料買い付け~北欧~編 その1
今回は、神栄食品部の海外出張レポートの第1回です。
神栄の冷凍水産品がどのような形でお客様の元へ届いているのか、その背景を紹介できたらと思います!
神栄の冷凍水産品とは?
今回はノルウェー・イギリスへの出張において、現地で仕入れを行う際にどういう動きをしているのか、出張帰りのスタッフにインタビューしましたので、ご紹介したいと思います。
サバ・フィーレ |
調理イメージ |
海外出張へ行く際の事前準備は?
Q.海外出張へ行く際の準備や心掛けていることはありますか?
日本とは違う環境ならではのアドバイスなどあれば教えていただきたいです!
A.まず、今回の出張の目的は商品にするサバの品質チェック(検品)や買い付けです。事前準備としましては、現地移動用の車の手配、過去の検品データなどをPCのデスクトップに保存をして、インターネット環境がない場合でもすぐに確認できるようにしています。生活面では、漁に出た船の水揚げのタイミングに合わせて動く生活になるので、レトルトのご飯を持参して宿泊先で食べて備えることが多いです。夕方から業務が始まる場合もあり、日中に睡眠を取ることもしばしば。そのようなタイムスケジュールなので、電子レンジで作れるレトルトご飯は必須です。
目的地に到着してから業務にとりかかるまでの動きは?
Q.海外での移動事情ってどうなっているのですか?
また、現地に到着してからの動きを簡単に教えていただけたらと思います!
A.目的地に着くと、まず空港隣接のレンタカー店で事前予約をした車を受け取り、工場があるエリアまで移動します。
私の場合は国際免許を取得しているので自身で運転をして移動しますが、これは全員ではなく、必要だと感じれば個々で取得をする形となります。
ちなみに、ノルウェーは左ハンドル、イギリスは右ハンドルです。
現地ではゆっくりしている時間はなく、工場訪問前に魚の水揚げ状況などを確認し、魚に合わせて1日のスケジュールを調整します。水揚げの連絡は前日にくることが多く、常に気が抜けません。
事前に手配していたレンタカー | イギリスの漁港 |
街の雰囲気、食事事情は?
Q.魚に合わせてその日のスケジュールが決まるんですね!
滞在中、ゆっくりしている時間がないとのことですが、その中でも街並みや食事など何か印象に残っていることはありますか?
A.「海外出張」と聞くと現地の美味しい食事を堪能していると思っている方が多いと思います。そのイメージとは違い、私の場合は現地の料理を食べる機会は少ないです。今回の出張ではタイミングが良く、ノルウェーで工場担当者とランチをご一緒しました。その中でも特に現地の白身魚をつかったムニエルが絶品でした。当社でも取扱いがある魚種(白糸だら)でした。現地で食べるとより美味しく感じましたね!
最後に
コロナ禍だったこともあり少し期間が空いた中で、以前と変わったと思った点について聞きました。
前回のヨーロッパ出張は2016年とのことで、この7年間でノルウェーではEV自動車の割合がとても増えたと感じたそうです。
そこで、普及率を調べたところノルウェーの2022年の自動車販売台数におけるEV・PHEV比率はおよそ88%とのこと。2016年がおよそ24%ですので、印象に残るくらい普及が進んでいることは間違いありません。CO₂(二酸化炭素)排出量削減への取組みが進んでいるということなので、素晴らしいですね。
次回へ続く
冷凍水産品のお問い合わせはこちら |
神栄食品部ホームページはこちら |