国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」に神栄テクノロジー株式会社製「鏡面冷却式露点計」採用のお知らせ
1.採用の背景
「すばる望遠鏡」*の安定運用において、望遠鏡本体や主鏡鏡面を保護するため、ドーム内の適切な温度管理が重要となります。そのためには、ドーム内の露点温度を正確に計測し、ドームの開閉やドーム空調・ミラー空調の制御を行うことが求められます。ドーム内に設置して正確な露点温度をリアルタイムで計測することが可能な機器として、神栄テクノロジー製の鏡面冷却式露点計が採用されました。
2.鏡面冷却式露点計「DewStar S-1シリーズ」
今回採用された鏡面冷却式露点計「DewStar S-1シリーズ」は、JIS(日本工業規格)で規定された湿度の基準器に該当し、湿度計としては最高峰の精度を誇ります。また、センサの劣化が少なく長期安定性と再現性に優れ、様々な分野でご使用いただける製品です。
標準型鏡面冷却式露点計 DewStar S-1シリーズ |
神栄テクノロジー株式会社 |