【駐在員レポート 中国・青島編】現地レポート その2
中国・山東省青島市からの駐在員レポートの第2回です。
家族で駐在してみての住み心地
妻、中学生と小学生の娘2人、柴犬と駐在しています。初めての海外生活ということもあり、苦労することも多いですが、中国では電子マネーやアプリなどが非常に発達しているため、買い物やタクシー移動など、日本よりも便利な点もあります。中国ではすべての買い物は電子マネー決済となっており、現金を使用することはなく、財布を持つ必要がありません。
日常生活の買い物についてはネットスーパーを利用することが多いです。野菜、肉から飲料類、お菓子まで揃っていて、注文をすると1時間ほどで配達してくれます。Uber Eatsのような出前システムが発達しており、ほぼすべてのレストランの出前が可能です。
青島の日本人学校は小、中学校が併設されており、現在約50数名の生徒数となっています。生徒数が少ないことで、生徒同士の距離感が近いなどの良い面や、発表の機会が非常に多いという少々厄介な(?)面もあるようです。また、青島には日本人会があり、運動会や納涼祭、クリスマス会などの年中行事や各種サークル活動があります。
駐在前は病院関係が非常に不安でしたが、病院の予約、家からの送迎、通訳など、コーディネーターの役割をしてくれる会社もあるため、比較的安心して受診することができます。歯医者に数回通いましたが、1回の治療時間を長く取ってくれるため、比較的短期間で治療が終了します。医療設備面も日本とあまり変わらない印象です。
郷土料理
青島は海鮮料理が有名です。青島料理店での会食がありましたので、写真と共にご紹介します。
宴会の最初はいつも「什么酒?」(どんなお酒を飲みますか?)と聞かれ、「啤酒吧!」(ビールで!)と返します。①青島ビールは一般品から高級品までの種類がありますが、「1903」は一般的な青島ビールの一つと認識されています。続いて、白酒で乾杯です!②白酒はアルコール度数53%です。専用のグラスで乾杯します。
料理の③北京ダックですが、部屋の入口で調理してくれますので、出来立てを食べることができます。日本では珍しい肉厚の④太刀魚焼きや カニ味噌入りの⑤カニ味噌豆腐です。日本人にも食べやすい味付けです。⑥鶏肉の辛炒めは、鶏肉を唐辛子と一緒に揚げる四川料理です。次に、黄魚という淡水魚を甘くて酸っぱいタレで煮込んだ⑦糖酢黄魚。あっさりしていて食べやすい⑧白菜とクラゲの煮込みです。⑨イカとにんにくの芽炒めは、新鮮なイカとにんにくの芽の炒めた料理です。メニューの最後の主食は⑩紋甲イカの水餃子です。
日本では珍しい料理もありますが、青島では海鮮料理以外でも北京料理や四川料理等、中国全土の中華料理を食べることができます。
①青島ビール |
②白酒 |
③北京ダック |
③北京ダック |
④太刀魚焼き |
⑤カニ味噌豆腐 |
⑥鶏肉の辛炒め |
⑦糖酢黄魚 |
⑧白菜とクラゲの煮込み |
⑨イカとにんにくの芽炒め |
⑩紋甲イカの水餃子 |
次回へ続く